銀光の旗の下に

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help リーダーに追加 RSS DNプロデュース「夏唄日記」を見てきました

<<   作成日時 : 2008/08/04 16:52   >>

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会場は予備校群に近いお寺の敷地の中にある、池袋シアターグリーン。
BIG TREE THEATERってのはサブ?
それはともかく、入り口が微妙にわかりづらいですw

ぶっちゃけてメインは、愛する折笠富美子サマの「生の演技」が見たくて
友人も巻き込み千秋楽のチケットを取ったものの、事前にあらすじとか
ほかの出演者をまっっったく把握せずに行きました。
おかげで、脚本のほうが十二分に楽しめたような気が(笑

とはいってもお話は楽しいものではありません。
殺人、しかも両親を殺してしまった主人公が、自分の「生」やこれからに
ついてさまよっていたところ、祖母の「日記」によって、1946年7月〜8月の
広島に、魂だけタイムスリップします。
命と終戦直前の広島でピンと来る方は来るでしょう。
そうです、原爆が落とされた日です。
(最近、知ったのですが、原子爆弾による攻撃で被害にあったことを被爆、
 単に放射能をあびることを被曝というのだそうです)
出演は、IZAM、今立進(エレキコミック)、小出由華、折笠さんほか。

・障害児を持つ妻と結婚し、家族の絆作りに迷う青年
・特攻隊に行った弟を案じる姉
・末期的な制限の下、青春を謳歌する特攻隊隊員たち
(ここでは、すいみ〜さんがイイ演技してました)
・神戸空襲で被災した大阪商人のお嬢様(折笠さん)と付き人
・そのお嬢様に恋をする華族の使用人
・ヒロインに歌を教える華族の青年
・慰問で兵士に歌を聴かせる、青年に淡い恋を抱くヒロイン(祖母)

誰彼を選別することなく、一発の爆弾がすべての命を奪ってしまいます。
(特攻隊員たちは、もちろん特攻によってですが。史実では、その特攻も
 半分は的に当たることなく散っていったそうです…)
運よく被爆を免れ「生きてしまった」祖母が、生活の厳しい戦時下でも絶えなかった、
それまでの楽しい思い出や、登場人物たちの生活を振り返るものでした。
主人公は、その体験から、楽しさ、後悔、哀しみ、怒り、絶望など、あらゆる感情を
受け取ります。
そうしてつづられた日記が、現代の主人公の心の闇を晴らし、生きる覚悟を
与えてくれました。

TVも終戦の日に合わせ、ドラマやドキュメンタリーを放送します。
私も戦記物が好きなことから、普段から「戦争」についてはいろいろと考えさせられています。
「生きてしまった」という言葉は正直好きではありませんが、それだけに心に
トゲのように残る、印象的な言葉でした。
年単位で久しぶりに出かけたお芝居で、また一つ、何か見つけられたような気がします。

折笠さんのおかげで、いい芝居が見れた!






















と殊勝な感想を述べつつ、
小柄な折笠さんの遊女の着こなしとか、
客席後ろからでもわかる紅の濃さ、鼻緒の赤、
それから演出で客席脇を通った時の無邪気な笑顔、
カーテンコールでおじぎする時になびく髪とか、
それはもう素敵すぎて、瞼シャッターに焼き付いて消えません!
なんてことをしてくれるんだ、この子猫ちゃんめ!w

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